40歳からのはじめる「骨盤ケア」〜骨盤前傾〜

骨盤には「前傾」「中立」「後傾」と３つのポジションがあります。

骨盤が前側に倒れていて、坐骨（椅子に座った時に座面につく骨）が後ろ側へ出っ張っている状態です。

骨盤が前傾の状態が長時間続くと「反り腰」にもなり腰痛の原因にもなります。また、下腹部が前に出て、お尻は後ろに突き出します。そのため、ぽっこりお腹にもなります。また、骨盤が傾いてしまうと、血流が滞るので問題は腰だけにとどまらず、肩こり・冷え・むくみ・便秘・太りやすいなど全身に波及します。

正しい姿勢だと思い込んでいる姿勢が反り腰であったり、ハイヒールをよく履いている・足を組む癖がある場合にも前傾になりやすいです。

骨盤周辺の筋肉が硬くなることで前傾が起きるので、正しい位置に戻すためには、前太ももの筋肉・腰から下半身をつなぐ腸腰筋・腹斜筋をストレッチさせて緩めていきましょう。

習慣で骨盤前傾になっていたり、セルフケアで改善がみられない方は、骨盤調整で正しい骨盤の位置へ戻していきましょう。定期的なケアは、前傾姿勢による腰痛の予防のみならず、身体のゆがみが少なくしバランスが取れることで全身の不調予防や改善にもつながります。

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